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九龍半島 ペニンシュラ

香港旅行をする際に、泊まるホテル、観光地を、大きく九龍半島と香港島に分けることが出来ます。九龍半島は大陸と地続きになっているので半島です。ちなみに半島とは英語でペニンシュラ(Peninsula)です。香港の一番の有名ホテル、ペニンシュラは漢字で書くと「香港半島酒店」という名前になります。九龍半島の先端にあるから、そのような名前のしたのかどうかは不明ですが、 非常にわかりやすいですね。

以前は、香港啓徳国際空港が九龍半島の尖沙咀から北東方向に直線距離で4kmから5kmくらいのところに海にエプロンが突き出した形でありました。1998年に閉港し、現在のチェク・ラプ・コック国際空港に移転したのですが、啓徳空港には是非一度降りてみたかったですね〜。心から残念に思います。啓徳空港運用時は、パイロットが着陸誘導等と誤認しない為に、香港内のすべてのネオンサインは点滅させてはいけない決まりになっていたそうです。

九龍城砦

もう一つの心残りがあります。それは九龍城砦を見ることができかったことです。九龍城砦がまだ存在した頃に、友人が社員旅行で香港に行き、現地ガイドから「この中に入ると出て来れなくなるので、絶対に入らないで下さい」と言われたと話していました。

トラブルを未然に防ぐという意味からの言葉でしょうが、さまざまな文献や写真からの想像しかすることが出来ませんが、中に入ってウロウロと散策してみたかったです。友人の社員旅行時の現地ガイドの言われる通り、実際にはそんなことは出来なかったのでしょうが、そんな好奇心も取り壊されてしまった今は永遠に実現することはなくなってしまいました。

香港島のビクトリアピークから見るとよくわかりますが、香港島と九龍半島とではビルの高さが全く違います。香港は地震が来ないらしいので、基本的にビルの高さが非常に高いのですが、九龍半島のビルは香港島に比べると低いものが多いのです。これは啓徳空港があったので、高さ制限が設けられていたからです。1998年の閉港後には高さ制限が撤廃されたので、それ以後に建てられたビルの高さは以前とは全く違うものになっています。


以下、九龍半島のエリア別の案内です。

尖沙咀(Tsim Sha Tsui):九龍半島の南先端部分という認識の方がほとんどだと思いますが、正確には佐敦道(ジョーダンロード)よりも南の部分を指します。

油麻地(Yau Ma Tei):佐敦駅近くを通る佐敦道(ジョーダンロード)よりも北側で、油麻地駅近くを通るウォータールー・ロードの間、南北15分、東西5分ほどの狭いエリアです。

旺角(Mong Kok):油麻地エリアの北側、ウォータールー・ロードから界限街までのエリア。女人街(Tung Choi St.)旺角エリアのネイザン・ロードの東側の並行して走る通り。通菜街に沿って、女性物の衣類や雑貨などを中心にした露店がぎっしり並んでいます。最近はお洒落なショッピングモールなども出来て、以前の垢抜けていないイメージがなくなってきています。個人的には5つ星ホテル、ランガムプレイスホテルがリーズナブルでオススメです。









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